ホラーテイストのFPS――「F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN」日本発売

サイバーフロントは、2009年2月に北米で販売された「F.E.A.R. 2 PROJECT ORIGIN」を日本語化し、2009年夏に発売する。価格は7665円(税込)。

» 2009年05月18日 15時00分 公開
[ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 FPSでありながらストーリーを重視したゲームスタイルと、和風ホラーテイストな恐怖演出が緊張感を与えるのが特徴の「F.E.A.R.」は、日本では販売されなかったタイトル。「F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN」は、「F.E.A.R.」の続編として開発されたホラーテイストのFPS。改良されたグラフィックエンジンによって強化されたビジュアルや特殊効果、ホラー演出や戦闘A.Iが強化されている。新たなゲームシステムでは、さまざまな場所での近視界戦闘を考慮して制作されている。6種類のオンラインマルチプレイも実装され、最大16名での対戦が可能となっている。

ストーリー

 物語は「F.E.A.R.」のエンディングの少し前。ベケット(主人公)が配属された特殊部隊DeadEchoは、アーマカム・テクノロジー・コーポレーション(以下、ATC)社長のアリスティドの護送作戦の任にあたることとなった。

 しかし、かねてよりアリスティドが推し進めた計画、「オリジン計画」に危険を感じていたATC理事会は、武装集団を使いアリスティドの抹殺作戦を遂行した。特殊部隊DeadEchoと武装集団との交戦。そこでベケットが目にした幻影少女「アルマ」。

 アルマの幻影を追うベケットは、そこで核爆発にも似た大爆発に遭遇することに。ATCは軍と契約し、極秘裏にクローン兵の研究を行っていた。しかしそのクローン達を指揮できる唯一の司令官の前に突如、幼い少女の幻影(アルマ)のようなものが現れ、司令官は発狂し暴走してしまう。テレパシー能力による司令官であった彼はすべてのクローンの掌握、その場にいたものを虐殺をした上で逃走し、行方をくらませてしまった。

 その後、ATCに閉じ込められていたアルマは生命の維持を解かれ、肉体は開放され魂だけが存在することになる……。


 目が覚めると病院施設。そこでベケットは謎の男からの無線により、軍が施設を爆破しようとしている事を知る。もう一つの計画とは。想像を絶する能力と復讐への渇望を持った幻影少女アルマ。アルマによって次々と殺されていくDeadEchoの隊員たち。

 ベケットはアルマの持つ不思議な能力と戦い、そして自分が持つ能力に気付かされ始める。そして、その先には想像を絶する真実が待ち受けていた……。

※オリジン計画:元々のこの計画の目標は、アルマのDNAを使い、レプリカ兵士の指揮官を作ることであった。しかし、精神的な能力が遺伝子的な要因であるとは確信が持てなかった。そのため、プロジェクトは変更され、アルマは遺伝子工学により操作されたプロトタイプの人為的出産を強制させられることに。しかし、オリジン計画研究者の間で「Synchronicity Event」と呼ばれる、研究者が暴走し数名の職員を殺してしまうという事件が起こる。それにより、計画は中止され、施設も閉鎖されてしまう。


 本作はシングルとマルチプレイに対応。マルチプレイでは、基本的なマルチプレイモードで、自分の他は皆が敵となり、倒した数と倒された数によってランキングされる「デスマッチ」と、デスマッチのチーム戦「チームデスマッチ」、3つのコントロールポイントをチーム戦で占有・防御するモード「コントロール」、コントロールの別モードで、コントロールポイントを順番に占有し、各チーム、エリートパワードアーマーが1体所有できる「アーマードフロント」、チーム戦で、爆弾の設置・爆発、解除を競う「フェイルセーフ」、そして他チームの基地からPHLAGを盗み出し、自陣へ持ち帰る事を競うチーム戦「ブリッツ」が用意されている。

特定条件を満たすことにより使用可能になる超反射能力により、攻撃・防御が可能となるスロー・モー。メーターが残っている間は任意のタイミングで発動する事が可能で、超反射の影響により、敵の動きがスローに感じる事ができる

特定のボタンを押すことにより、格闘での攻撃が可能になる。またジャンプなどの行動と組み合わせることにより、キック・スライディング・回し蹴りなどいろいろな格闘パターンで攻撃することも可能

特に訓練された兵士の為にATCが開発した高度急襲用バトルスーツが「エリートパワードアーマー」。主人公も物語の中で使用する場面がある

エリートパワードアーマー


「F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN」
対応機種プレイステーション 3/Xbox 360
ジャンルFPS(ミステリーホラー)
発売予定日2009年夏
価格(税込)7665円
プレイ人数1人(ネットワーク時最高16人)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  5. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  8. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  9. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
  10. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」