大晦日の東京で何かが起こる――小説「15×24」とセカイカメラがコラボふぉーんなハナシ

» 2009年12月02日 23時27分 公開
[ITmedia]

 セカイカメラの新バージョンを発表するイベント「SUKIYAKI」で、頓智・の井口尊仁代表が新たなプロジェクトを発表した。大晦日に向け、新城カズマ氏の小説「15×24」とセカイカメラのコラボレーションプロジェクト「エアノベル」を展開するという。

 15×24はネットに流出した1通の自殺予告メールを出発点に、15人の登場人物がパラレルな視点で描かれる群像劇で、大晦日の東京を舞台にストーリーが展開する。これを2009年12月31日のリアルな東京を舞台に、エアタグを使って小説をロールプレイしようというのがエアノベルの試みだ。

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 新城氏は、この小説をTwitterで先行公開するなど、多次元的な展開に挑戦している。井口氏はTwitter上で新城氏と出会い、“気持ちが重なったことから”プロジェクトを立ち上げることになったと話す。「この試みは読者の参加で成り立つので、この物語の世界観を一人称目線で楽しんでいただきたい」(井口氏)

 このプロジェクトはまだ詳細が決まっておらず、Twitterで意見を募りながら、ユーザー参加型でプロジェクトをつめていくという。エアノベルを面白くしたい人は、Twitterで「@15x24」をフォローしてみよう。

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