ドコモ、料金システム障害で「タイプリミット」の利用制限などが停止

» 2009年12月01日 22時33分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモは12月1日、料金システム障害により、各種サービスの停止と情報更新の遅延が発生したと発表。対象となるのは全国のドコモユーザー。復旧の時間については、確定次第、案内するとした。

 システム障害により発生した影響は以下のとおり。

  1. 「リミットプラス」「タイプリミット」「タイプリミットバリュー」「ファミリーワイドリミット」「ファミリーワイドリミットバリュー」「iモード情報料リミット」とiモード公式有料サイトの利用時に、リミット上限金額を超過しても、発信停止とiモード情報料課金の追加登録が制限されない
  2. iモード情報料リミットを申し込んでいない場合、iモード情報料が10万円を超過しても追加登録が制限されない
  3. 「WORLD WING」の利用停止目安額を超過しても、利用停止されない
  4. ドコモ料金案内(My docomo版、iモード版、アプリ版、自動音声ガイダンス)の、12月1日の更新が遅延
  5. 「一定額到達通知サービス」で通知金額に達しても、通知メールが送信されない
  6. 「ご利用料金管理サービス」について、12月1日の日次情報の更新が遅延。また、通知金額に達しても「通話料お知らせメール」が送信されない

12/02 11:24追記

 NTTドコモは12月2日、同日午前3時に料金システム障害が復旧したと発表。現在は上記のサービスをすべて利用できる。なお、「タイプリミット」「タイプリミットバリュー」などの利用制限が停止したことで、料金の支払いが上限額を超えてしまったユーザー数は「調査中」(ドコモ広報部)で、対応については「未定」。対応策が決まり次第、ユーザーには「個別に連絡する」とのこと。

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