「攻撃目的が政治的なものであるにしても、Twitterは目的について議論するより安全なサービスの提供に専心する」と共同創設者のビズ・ストーン氏。
8月6日朝に集中的なサービス妨害(DoS)攻撃を受けて一時ダウンしていた米Twitterでは、1日経過した7日もまだ修復作業が続いている。Twitterの共同創設者ビズ・ストーン氏が7日、公式ブログで状況を説明した。
今回の攻撃は多様で大規模なものであり、これに対処するためにシステムを調整しすぎた。サービスはおおむね復旧したものの、Twitterのプラットフォームで稼働するアプリケーションの幾つかが同社の防御策の影響を受けており、現在それらのアプリケーションを修復しているという。
また、この攻撃は政治目的であるようだが、Twitterとしては目的に関する思想的議論を展開するつもりはないとし、オープンな情報交換こそが世界に前向きな影響を与えることができ、Twitterの使命はサービスを安全に動かし続けることだとしている。
サービスの稼働状況を報告するTwitter Statusページによると、7日午後3時(日本時間の8日午前5時)、Firefox 3.5ユーザーの一部でアップデート、ダイレクトメッセージの送信、フォローなどができない状況を修復中となっている。
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