アサヒビール、公式サイトの検索精度を向上

アサヒビールは、Webサイト検索サービス「MARS FINDER」を公式サイトに導入し、検索結果に関連するWebサイトやコンテンツを表示する機能を追加した。同サービスはソニーやフジテレビも採用している。

» 2008年10月07日 19時55分 公開
[ITmedia]

 アサヒビールは、アサヒビールグループの7つの公式サイトに、Webサイト検索サービス「MARS FINDER」を導入し、10月1日に稼働を開始した。同サービスを提供するマーズフラッグが10月7日に発表した。

ビールで検索すると単語にひも付いたコンテンツを表示する ビールで検索すると単語にひも付いたコンテンツを表示する

 同サービスの導入により、ユーザーが単語を検索した時に、管理者が設定した特定のページを検索結果の上に表示できるようになった。例えば「ビール」と検索すると、アサヒビールのトップページや「アサヒ SUPER DRY」「うまい!樽生」などのキャンペーンサイトをお勧めページとして表示する。検索する単語を入力している時に、候補の単語を表示する機能も持つ。

 アサヒビールは、ユーザーが目的とするコンテンツに簡単にたどりつけるようにするため、MARS FINDERを導入した。今回同サービスを導入したのは、アサヒビール、アサヒ飲料、アサヒフードアンドヘルスケア、エルビー、和光堂、アサヒカルピスビバレッジ、ニッカウヰスキーのグループ企業7社。

 同サービスは、ソニーやフジテレビジョン、三菱UFJフィナンシャルグループなど、幅広い業種の企業が自社のWebサイトに導入している。これに対しマーズフラッグは、「2つ目に入力した検索単語やクリックされたページを詳細に分析したり、検索結果を網羅して表示したりできるなど、企業に応じたカスタマイズが可能な点が評価を受けている」と説明した。

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