「ダークナイト」ページの「いいね!」をクリックした米国内のFacebookユーザーは、30 Facebook Creditsでダークナイトをページ上で鑑賞できる。
米大手映画会社Warner Bros.のVOD部門Warner Bros. Digital Distribution(WBDD)は3月8日(現地時間)、米Facebookとの提携により、Facebook内の同社の「ページ(旧ファンページ)」でコンテンツの販売・レンタルサービスを提供すると発表した。米国内のFacebookユーザーは、Facebook Creditsでコンテンツを購入・レンタルできる。
Warner Bros.はまずバットマンシリーズ最新作の「ダークナイト」のFacebookページを開設。同ページに参加したユーザーは、30 Facebook Credits(3ドル)で同映画をレンタルできる。
レンタル期間は48時間で、ユーザーはページ上で映画を再生しながらコメントを投稿したり友達とチャットすることができる。Warner Bros.は今後コンテンツを増やしていくとしているが、このサービスは米国内でのみ利用可能だ。
米調査会社comScoreによると、Facebookは昨年8月のWebサイト別の滞在時間ランキングで米Googleと米Yahoo!を抜いてトップに立った。同サービスのソーシャル機能だけでなく、検索や動画鑑賞もFacebook内で行うユーザーが増加しているとみられる。WBDDのトマス・グエキ社長は発表文で「Facebookは何億人もの人々にとって日常的な訪問先となっている。われわれの映画をFacebookで提供することは、当社のデジタル配信戦略の自然な流れだ」と語った。
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