NTTデータ、クラウドサービスをつなぐプラットフォームを発表

NTTデータは、異なるクラウドサービス間でサービスやIDの連携を実現するプラットフォーム「Sinfonex」を4月から提供する。

» 2011年03月01日 16時50分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 NTTデータは3月1日、異なるクラウドサービス同士でサービスやIDの連携を実現するプラットフォーム「Sinfonex」を4月1日から提供すると発表した。

 Sinfonexは、OAuthおよびAPI接続を利用したサービスの連携と、OpenIDおよびSAMLを利用したID連携を可能にするサービス連携プラットフォーム。サービスの連携では、従来は連携先の外部サービスが提供するAPIに準じて個別開発が必要だったが、Sinfonexでは複数のAPIに対応しており、個別開発が不要になるという。

 また、ID連携では固有のユーザーIDで異なるサービスを利用できるシングルサインオンの機能を提供する。

Sinfonexの利用イメージ

 提供開始時点では、まずFacebookおよびGoogle Appsとの連携を予定する。また、同社の総合クラウドサービス「BizXaaS」のアプリケーション群との連携も図り、提供チャンネルの拡大や機能強化に取り組むとしている。

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