Googleの検索結果にはユーザーが設定した現在地情報が反映されるが、このロケーションを検索結果ページ上で簡単に変更できる編集機能が追加された。
米Googleは10月18日(現地時間)、検索結果に地域情報を反映させやすくする目的で、検索結果ページにロケーション設定機能を追加したと発表した。検索結果の左枠にユーザーが公開している位置情報と、ロケーションを変更するリンクが表示されるようになった。
Google検索では、従来もユーザーがログインしていれば、ユーザー設定の「現在住んでいる地域」の情報が検索結果に反映されるようになっていた。この情報を検索結果ページに明示することで、より関連性の高い検索結果を提供でき、個人情報利用の透明性を高められるとしている。
例えばレストランを探す場合、ユーザー設定で「東京」としか入力していないと東京全体の候補が表示されてしまう。「Change location」で詳しい現在地を入力すれば、絞り込むことができる。また、現在地以外の地域のレストランを探す場合は、目的地を入力すればいい。
この機能はまず英語版でスタートし、40カ国語以上で利用できるようになる。
Googleはリスティングサービス「Google Places」やGPSの位置情報を反映するモバイル検索など、ロケーションベースのサービスに注力している。
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