Oracleが四半期パッチの公開を予告、59件の脆弱性に対処へ

Oracleは米国時間13日にクリティカルパッチアップデート(CPU)をリリースする。

» 2010年07月12日 07時49分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは、四半期に1度のクリティカルパッチアップデート(CPU)を7月13日(米国時間)にリリースし、データベースなど多数の製品の脆弱性を修正する。事前告知で明らかにした。

 今回のCPUでは59件の脆弱性を修正する予定だ。内訳はDatabase Server関連が13件、Fusion Middleware関連が7件、Enterprise Manager関連が1件、E-Business Suite関連が7件、Supply Chain Products Suite関連が2件、PeopleSoft/JDEdwards Suite関連が8件、Solaris Products Suite関連が21件となる。危険度は最も高いものでCVSS 2.0スコア最大値の10.0となっている。

 Oracleでは、これら脆弱性を突いた攻撃が発生する危険があるとして、CPUのリリース以降、できるだけ早期に適用するよう呼び掛けている。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ