Microsoftは「Exchange Server 2010」のSP1で追加される新機能を発表した。β版は6月に公開する予定。
米Microsoftは4月7日、メッセージングサーバ「Exchange Server 2010」のService Pack(SP)1を年内にリリースすると発表した。6月7日にニューオーリンズで開催するTech・Ed 2010でβ版を公開する。
SP1では、2009年11月に発売した同サーバに対するユーザーからのフィードバックに基づいて、大規模な修正を施したほか、アーカイブ機能や検索機能、「Outlook Web App」の機能を強化した。
特にアーカイブ機能では、ユーザーの個人アーカイブをプライマリメールボックスと異なるデータベースに設置できるようになり、.PSTファイルのメールデータを直接Exchangeにインポートできるようになった。
Webアプリ版OutlookのOutlook Web Appは、コンテンツのプリフェッチ機能の向上により読み込みが速くなるほか、Outlook Web Access(OWA)のユーザーインタフェースをNetbookなどの小さな画面でも使いやすいよう改善した。
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