患者は「HealthVault Community Connect」を使って病院の予約をしたり、電子カルテを閲覧することができる。
米Microsoftは3月1日、医療機関向けに患者の診療やカルテ管理を支援するSharePointベースのソフトウェア「Microsoft HealthVault Community Connect」を発表した。
同ソフトにより、医療機関は患者や委託医師に電子カルテを閲覧させることができる。また、患者はこのソフトを使ってオンラインで診察を予約し、登録されている自分のカルテのデータであらかじめ病院の書類を準備できる。さらに、患者はCommunity Connectの医療情報を、個人向け健康情報管理サービス「HealthVault」に保存し、家族や介護人と共有することもできる。
同ソフトはあらゆる規模の病院向けに設計されており、既存の情報インフラと統合できるという。2010年第3四半期(7〜9月期)に提供を開始する予定だ。
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