Google共同創業者が株式の一部を売却、議決権48%に

Googleのラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏がそれぞれ約500万株を売却する。議決権が48%になるが、エリック・シュミット氏の持ち分を加えれば過半は維持する。

» 2010年01月25日 07時20分 公開
[ITmedia]
Google ラリー・ペイジ氏(左)とサーゲイ・ブリン氏(右)

 米Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏が、同社の持ち株の一部を売却する。同社が1月22日に米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書で明らかにした。

 両氏は現在、合計で5770万株のクラスB普通株(議決権がクラスAの10倍)を保有しているが、向こう5年間でそれぞれ500万株ずつ売却する。両氏の個人資産の多様化と流動性向上を図る戦略に基づく計画としている。

 この売却により、両氏の議決権は59%から48%に減り、過半を割ることになる。ただし、エリック・シュミットCEOの保有分の約10%を加えれば、経営陣3人での議決権は過半のままだ。

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