Googleが昨年発表したオープンソースのプログラミング言語「Go」が早ければGCC 4.5でマージされることが明らかになった。
GNU Compiler Collection(GCC)を監督するGCC Steering Committeeは1月26日、米Googleの「Go」をサポートする方針を発表した。早ければ「GCC 4.5」でマージされるという。
Goは、Googleが2009年11月に発表したオープンソースのプログラミング言語。Pythonのような動的言語の開発スピードと、CやC++のようなコンパイル言語の性能を併せ持つことを目的とする。
GCCは今後、gccgoフロントエンドとgccランタイムの貢献を受け付けマージを進める。メンテナーはGoogleのイアン・タイラー氏。サポートはGCC 4.5以降となり、GCCリリースマネジャーがコンパイラにマージする時期などを決定する。
GCCは現在、C、C++、Objective-C、Fortran、Java、Adaをサポートしており、最新版は1月21日リリースした「GCC 4.4.3」。
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