Google Docsにオンラインストレージ追加 1Gバイトまで無料

Googleのオフィススイート「Google Docs」に、250Mバイトまでのファイルをフォーマットを問わずアップロードできるストレージが追加される。

» 2010年01月13日 07時34分 公開
[ITmedia]

 米Googleは1月12日、オンラインオフィススイート「Google Docs」にオンラインストレージを追加すると発表した。向こう数週間のうちに、あらゆるフォーマットのファイルをGoogle Docsフォーマットに変換せずにそのままアップロードできるようになる。

 Google Docsは従来、Word、Excel、HTML、テキストファイルなどをアップロードできるが、これらはGoogle Docsのフォーマットに変換される。またアップロードできるファイルの最大サイズは1ファイルにつき500Kバイトまでだった。新たなストレージサービスでは、上限250Mバイトのファイルを、フォーマットを問わずアップロードできる。1Gバイトまで無料で、1Gバイト当たり年額25セントで追加できる。

 10月に追加された共有フォルダにアップロードすれば、設定したメンバーでファイルを閲覧・ダウンロードできる。また、アップロードしたファイルはGoogle Docsのドキュメント同様に検索できるほか、ビューアで表示することもできる。

 企業向け有料版の「Google Apps Premier Edition」では、「Google Documents List Data API」を使ってファイルの一括アップロードが可能だ。またサードパーティー製アプリを併用することで、Google Docsで複数のPCおよびMacとストレージでファイルを同期したり、ファイルを自動バックアップしたりすることが可能になる。Premier Editionでの追加ストレージ料金は、1Gバイト当たり年額3ドル50セント。

 オンラインストレージサービスとしては、米Microsoftの「Windows Live Skydrive」(25Gバイトまで無料)、米Appleの「MobileMe」(20Gバイトまで年額99ドル)などがある。

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