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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

下品な人は立場やモノで人が変わる

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おはようございます。

昼間の湿度が高い気候には辟易しますが、朝晩の空は高く、秋っぽいです。

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品のある人が大好きです。だから、逆に下品とは何かと考えてみました。
いわゆる、嫌な人だな、と思うことです。具体例を挙げてみましょう。

例えば、ハンドルを握ると攻撃性を持つ人
例えば、選挙に当選し続けて、自分が選ばれた民だと勘違いする人
例えば、有名大学出身であることが忘れられない人
例えば、役職が上がるたびに踏ん反り返る角度が5°ずつ変わる人
例えば、会社役員になって周りが低く見える人
例えば、難しい資格が取得できて自分が人とは違うと思うようになる人
例えば、ベンツに乗って高速道路でカローラをあおる人
例えば、マスメディアに発言力があるので自分は偉いと勘違いする人
例えば、ネット上でのアクセス数が多いからと人格が上がったように感じる人
例えば、子供がいるからと、子供のいない人をなんとなく蔑視する人
例えば、子供で苦労しているのをウザったいとみてしまう人
例えば、品川ナンバーが自慢の人
例えば、住んでいる地域によって、自分の民度が高いと思う人
例えば、客であることで、自分が偉い立場だと思っている人
例えば、立場によって言葉づかいが極端に変わる人
例えば、相手が反論できないのを知ってさらに攻撃する人
例えば、ベンチャー企業である程度成功しているからと、得意満面な人
例えば、お金があるからと、人が自由になると思う人
例えば、空手ができて力があるからと、周りに対して横柄な態度をとる人
例えば、大企業に勤めているからと、それが自分の立場だと勘違いする人
例えば、ネットで攻撃的書き込みをして、それが世直しだと思う人
例えば、その国民であることで、他の国民より優位にあると感じる人
例えば、外国語が話せることが自慢な人
例えば、お金を出したからと、それが自分のモノだと思う人
例えば、技術がわかるからとそれを鼻にかける人
例えば、見かけがいいことを利用する人
例えば、色香を多様する人
例えば、路肩走行をする人
例えば、親の成功を自分の成功と思う人
例えば、家系が自慢の人
例えば、不潔な人、服装の乱れに気がつかない人
例えば、ゴミ捨てや片づけなどの現場作業を嫌う人
例えば、人が笑ってくれるためなら何でもする人
例えば、セクハラするひと、パワハラする人

やばい。はい。自分も多数、はまります。。
下品な人は立場やモノで人が変わる。まるで落とし穴のようです。

なぜでしょう。

人は自分を肯定するために何らかの象徴が必要なのです。そして努力をする。
いいことですよね。その象徴が得られると、その基準で物事を計り始めます。
だから、その測定値の大小で比較する。その結果を拠り所にしてしまう。

拠り所にすること自体は悪くはないです。自己肯定は大切ですから。

ところがそのことを自己肯定を超えて、蔑視や利用の道具として使い始めます。
そこが落とし穴なのです。道具を得ることで、自分の力が拡大される。
その拡大を自分の力だと勘違いしてしまう習性があります。。

気をつけたいと思いました。

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昨晩は朝カフェの第4期、事務局会の打ち合わせをしていました。
早朝勉強会で開催している「朝カフェ次世代研究会」。
事務局はなぜだか皆オルタナブロガー。

打ち合わせの後、いつもの「煙やてん(えんやてん)」という焼鳥屋さんに行きます。
近所に美味しい焼き鳥さんがあるって恵まれています。

そこで、いろいろとお話しをしていたのですが、いいヒントをいただきました。
今朝のネタはそこから拡張してみたのです。ありがとうございます。

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