Appleが発表したばかりのiPhone 5sを悪用した詐欺メールが出回っている。
トレンドマイクロは9月12日、Appleの「iPhone 5s」に便乗する詐欺メールを確認したと発表した。メールから誘導されるフィッシングサイトで個人情報などを入力しないよう注意を呼び掛けている。
同社によると詐欺メールは、AppleのApp Storeから送信されたように装い、プロモーションとして「あなたに最新のiPhone 5sとiPadが当りました」といった文言が記載されている。メールに記されたWebサイトにアクセスして、メールアドレスとパスワードを入力するよう促される。受信者がWebサイトで入力してしまった情報は、攻撃者に送信されてしまうようだ。
なお、iPhoneに限らすこうした話題のニュースに便乗するフィッシング攻撃は、過去にも度々発生している。
同社が解析したところ、フィッシングサイトにアクセスしたユーザーの57%をマレーシアが占め、日本からのアクセスも6%あった。こうしたことから、主に東南アジア地域を狙った詐欺攻撃と同社ではみている。
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