「b→dash」、データクレンジングやデータモデリングなどを簡素化する新機能を追加ETL工程を誰もが簡単に

フロムスクラッチは、マーケティングプラットフォーム「b→dash」に、AIを活用した新機能「b→dash Data Preparation Engine」の提供を開始した。

» 2017年10月10日 06時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 フロムスクラッチは、マーケティングプラットフォーム「b→dash」に、AIを活用した新機能「b→dash Data Preparation Engine」の提供を開始した。これは、ビッグデータの活用に際して必要なデータの統合・変換のETL工程(注)を簡単化するもの。Web、モバイル、SNS、自社システムなど各種データソースからのデータをワンタッチで自動連携して、収集したデータを誰でも瞬時に変換して即時活用することが可能になる。これにより、データ処理工程にまつわる工数とコストを大幅に削減し、データを迅速に活用できるようになる。

注:ETLはExtract(抽出)、Transform(変換)、Load(取り込み)の略

b→dash Data Preparation Engine概要《クリックで拡大》

 蓄積したデータはSaaS系のサービスやBIツールなどと自由に連携できる。さらに、AIを活用することで、プラットフォーム上での操作における利便性向上、多様なデータフォーマットへの対応も実現した。

 新機能を先行導入をした企業では、これまで費やしていたデータ処理にかかる工数を約62.3%削減。従来のシステム構築費や外部委託費を不要としたことで約91.7%のコスト削減も実現したという。

 今後は、データ処理工程に機械学習や分散コンピューティングなどのテクノロジーを積極的に取り入れ、データ処理・統合の一層の自動化と高速化を目指す。

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