SSD性能低下と短命化につながるストレージ設定の“常識と非常識”HDDと同じメンテはかえって悪化(1/2 ページ)

SSDを採用する企業が増える中、ストレージを最適化する方法も進化する必要がある。デフラグの無効化やライトキャッシュの使用といった手法がどう役立つのか。

2017年06月22日 05時00分 公開
[Stephen J. BigelowTechTarget]
SSDの高い性能は永続するものではない。ユーザーの不適切な使用でSSDの性能は急激に劣化する

 SSD(ソリッドステートドライブ)を採用したストレージの導入が依然として急速に進んでいる。この背景には企業が基幹アプリケーション用に高速で信頼性の高いストレージを求めていることがある。

 だが、SSDの導入拡大に伴い、IT担当者は新たなアプローチによるメンテナンスが必要になっている。この理由は、SSDとHDDは全く同じ機能を果たすが、異なる技術を使用しているからだ。この記事では、SSDの性能を最適化し寿命を延ばすために最も重要な手法を幾つか紹介する。

デフラグ、インデックス作成、休止状態を無効に

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news173.png

広告運用自動化ツール「Shirofune」がAmazon Adsに対応
ShirofuneがAmazon Adsの運用自動化機能をリリース。予算管理・入札最適化と成果分析、レ...

news157.png

若年層の4人に1人が自分の位置情報を共有する「位置シェアラー」――博報堂とLinQ共同調査
位置情報をシェアすることで生まれる新しいつながり「シン密圏」の実態に関する調査結果...

news125.jpg

「Gemini時代」のGoogleの広告ビジネスはどう変わる? ピチャイCEOが語ったこと
テック業界の巨人の第1四半期決算発表で議論の中心となったのは、生成AIおよび「YouTube ...