MicrosoftとSalesforceの提携強化、“本当のニュース”から見えること「Lightning」と「Office 365」が統合

MicrosoftとSalesforceが提携を強化し、開発プラットフォーム「Lightning」とOffice365が統合される。さらに両社はIoTに向けて、大きな取り組みを考えている。

2015年10月02日 12時30分 公開
[Lauren HorwitzTechTarget]
Salesforce.comの公式Webページ《クリックで拡大》

 米Microsoftと米Salesforce.comは、Salesforceの新しい開発プラットフォーム「Lightning」とMicrosoftのクラウド版オフィススイート「Office 365」との統合に向けて提携を強化すると発表した。ただし本当のニュースは、両社が「IoT(モノのインターネット)」向けの新しいクラウドプラットフォーム「Salesforce IoT Cloud」(IoT Cloud)での連携を見据えていることだ。

 クラウドベースのCRMベンダーであるSalesforceとOS大手であるMicrosoftは2014年、Salesforceの年次カンファレンス「Dreamforce 2014」において提携を発表した。かつてライバル関係にあった両社だが、2015年のDreamforceカンファレンスでは提携の強化を発表。MicrosoftはSalesforceの開発プラットフォームであるLightningのサポートを表明している。

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