顧客を「文脈」で理解する:成功するマーケティングオートメーションは見込み顧客の「ストーリー」を読む

マーケティングの基本は、顧客が置かれている状況や抱えているニーズについて、その背景にあるストーリーを考慮して把握することにある。ところがチャネルが多様化し、1人の顧客のステータスを一貫して管理しきれないのが現状だ。IBM Silverpopは、そんな顧客の裏にあるストーリーを浮かび上がらせ、より効果的なデジタルマーケティングを実現する。IBMが提供するマーケティングソリューションプラットフォーム「IBM ExperienceOne」の中核を担うソリューションだ。

 これまで企業は、各チャネルにおける顧客一人ひとりの行動について、チャネルを超えて包括的に把握することは難しかった。その課題を解決し、顧客の行動履歴を統合して1つとすることで、顧客ステータスの裏に潜む文脈を浮かび上がらせるのが、日本IBMが提供するマルチチャネル対応マーケティングオートメーション「Silverpop」の最大の特長だ。この特長ゆえに、マーケティングオートメーションで管理/実行するスコアリングやナーチャリングの精度が上がる。

 もちろん他社のマーケティングオートメーションでも名寄せを力技で行ってナーチャリングをすることは可能かもしれない。だが、Silverpopの場合、こうしたスコアリングやナーチャリングを何百万もの顧客データまで展開できるのが大きな強みである。多くのマーケティングオートメーションはBtoB分野を主軸にソリューションを展開しているが、Silverpopはその拡張性により、BtoCのように何百万件にも及ぶ膨大な顧客データと行動履歴をすべて紐付け、ナーチャリングを行うことができる。また、BtoBはもちろんBtoC、BtoBtoCまでカバーしているのもSilverpopの魅力の1つだ。

 本記事では、Silverpopの特長および、日本IBMが展開するマーケティングソリューション体系「IBM ExperienceOne」の詳細を解説する。

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