「本物の犬みたいでかわいい」「リアルすぎてちょっと怖い」――ソニーが11月1日に発表した、人工知能(AI)搭載の犬型ロボット「aibo」(アイボ)のデザイン(外観)を巡り、ネットでは賛否両論だ。
12年ぶりのAIBO復活を歓迎する声も多く、初回生産分は予約開始から約30分で完売したとの報道もある。ソニーのロボット事業に対する注目度の高さがうかがえる結果となった。
明日から使えるかもしれないITのトリビアを紹介する連載。最近ちまたで話題になっている身近なものを中心に取り上げていきます。
新型aiboに搭載されるAIやクラウド連携などの新機能に時代の流れを感じるが、その見た目は従来のロボット然としたものではなく、本物の犬に近い丸みを帯びた滑らかなボディーになった。つぶらな瞳は2枚の有機ELパネルで再現し、豊かに感情表現してくれる。
首をかしげたり、腰を左右に振ったりと、まるで本物の犬のようにかわいらしい振る舞いをするが、一方で「その見た目がリアルすぎる」と感じる人たちもいるようだ。
Twitterでaiboに関するツイートを眺めていると、「不気味の谷」というワードが目に付くようになった。「Yahoo!リアルタイム検索」では、aiboが発表された11月1日の昼ごろから急に「不気味の谷」に言及するツイートが増えていることが分かる。
この「不気味の谷」とは何だろうか?
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